大王製紙は29日、創業家が持つ関係会社株式の買い取りを断念すると発表した。前会長の巨額借り入れ事件を機に「脱創業家」路線を進める現経営陣に対し、前会長の実父で前顧問の井川高雄氏が反発し、売却を拒否したためだ。 　買い取り交渉が決裂したことで、大王製紙は、創業家との対立の構図を残したまま、今後の事業を進めていくことになった。大王製紙は「（交渉の打ち切りで）生産・販売活動に重大な影響が生じることはない」としている。

「ホリエモン」のニックネームで広く知られている日本の起業家です。ライブドアでキャリアをスタートさせ、ポータルとブログのプラットフォームを提供し、日本最大のインターネットビジネスの1つに成長させました。現在、このプラットフォームは、日本でモバイルアプリケーションとインターネットサービスを提供する大企業であるLINE株式会社によって運営されています。現在は、2013年に設立した宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」で、日本の宇宙産業の変革を目指すパイオニアとして活躍中。2019年、北海道から最新ロケット「もも4号」の打ち上げに成功。2013年にはTEDxカンファレンスに出演し、自身のビジョンを公開。"近い将来、宇宙はみんなの居場所になる "とキャンペーンを展開。

1972年、福岡県生まれ。父親はサラリーマン、母親は農家というごく普通の家庭で育つ。父はサラリーマン、母は農家というごく普通の家庭で育った。しかし、学業を中断して仲間と起業を志し、1995年に起業したのが、後にライブドアとなる「Livin' on the Edge」である。その後、米国フロリダ州のメールクリエーションズ社などの買収や株式交換による合併を経て、従業員1000人を抱える日本で最も利用されているインターネット・プラットフォームへと成長した。

堀江氏は、宇宙産業の大きな将来性に着目し、2005年の第56回国際宇宙会議において宇宙旅行計画を発表した。さらに同年、人工衛星の打ち上げコストを削減する小型ロケットを製造するインターステラテクノロジズを設立し、宇宙ビジネスの新たな可能性を切り開くことを目指した。さらに、「Japan Space Dream- A Takafumi Horie Project」というプロジェクトで、5年以内に有人ロケットを打ち上げることを計画した。

2018年には日本旅行、宇宙開発事業団と業務提携し、同年、シリーズBで12.2億円（約1100万米ドル）の資金を調達した。MOMOロケットの4回の打ち上げのうち、3回目の打ち上げで日本の民間ロケットとして初の宇宙到達を果たした。インターステラテクノロジズは現在、小型衛星を宇宙へ打ち上げるための新型ロケット「ZERO軌道ロケット」の開発を進めている。

堀江は、Tシャツや開襟シャツなど、日本のビジネス文化の中では型破りな行動で知られている。しかし、インターステラテクノロジズで日本の宇宙産業を変えるというビジョンを持ち、過去にはライブドアを拡大する戦略を取り、2005年には国会議員に立候補するなど、堀江氏は間違いなく日本のビジネス界において、自分のアイデアを実現するための起爆剤となる人物であろう。